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スーツマナー
2018-06-02
社会人になるといろいろな席に参列する機会が増えますが、そのひとつがお葬式。突然訪れるお別れの席に、一体なにを着ていけばいいのだろう…と困った経験はありませんか?どなたかが亡くなってから、どうしよう!と慌ててしまう方は結構多いのです。
急な参列でも慌てず、恥をかかないためにお葬式のスーツマナーについて知っておきましょう。
お葬式や法事など、喪の席に参列する場合の男性の服装は礼装。ブラックフォーマルなどど呼ばれていますね。
お葬式には、普通に黒いスーツを着ていけばいいんじゃないの?と思われがちですが、黒いスーツとフォーマルスーツは全くの別物。同じ黒ですが染め方が違うので、色の濃さやデザインなどがまったく異なります。ただの「黒いビジネススーツ」でお葬式に参列するのは失礼にあたりますので絶対にNG!
地域差などはありますが、一般的に急に駆け付ける必要のあるお通夜などの場合は黒いネクタイと平服のダークスーツでも問題ない場合もあります。逆にお通夜にきっちりとフォーマルスーツを着ていくと、不幸を予測して準備していたような印象を持たれてしまうため、と言われています。
しかしお葬式や告別式など、正式な場には必ずフォーマルスーツで参列するのがマナーです。
上でご紹介したとおり、スーツはフォーマルスーツの上下。フォーマルスーツの中で「略礼服」と呼ばれます。
ビジネススーツの黒はややグレーがかっているように見えますが、フォーマルスーツは濃い黒。明るい場所に出るとすぐに分かってしまいますので、ごまかしは利きません!
ジャケット着用は必須!シングルでもダブルでも問題ありませんが、パンツはシングルのものを着用しましょう。ベストの着用はマナー違反ではありませんが、お葬式では避けた方が無難です。
シャツは白の無地一択。折柄の入っているものや、リネンなどの変わった素材のものは避けましょう。ブロードで、レギュラーもしくはワイドタイプの襟が◎。
できればいつも着ているシャツではなく、新しいものの方が好ましいです。フォーマルスーツ専用として白いシャツを一枚用意しておくと、いざという時でも慌てずに済みます。
光沢のない黒いネクタイを。地味なものでも柄物はNGです!こちらも、フォーマルスーツ用ネクタイとして別に1本持っておくことをおすすめします。
靴下・靴・ベルトももちろん、すべて無地の黒で揃えます。派手なものや金色の金具がついているものは避けましょう。靴は光沢があってもOKですが、プレーントゥかストレートチップのものを選びましょう。
アクセサリー類は、結婚指輪以外すべてNG。カフスやネクタイピンも禁止です!
お香典は、喪の席用の暗い色の袱紗に包みます。ハンカチは白か黒の無地のものを。お数珠を持参する場合は、宗派問わずご自身の持っているものでOKです。
フォーマルスーツは10年・20年と着続けるもの。ビジネススーツのようにそうそう買い替えるものではありません。良いものを選べば一生に一着とも言われています。その時の流行にとらわれず、この先も長く着ることを考えてデザインを選びましょう。
そんなフォーマルスーツだからこそ、オーダーで仕立てることをおすすめします!
フォーマルスーツはビジネススーツに比べ圧倒的に着用する回数が少なく、数年に一度なんてこともざらにあります。傷んで着られなくなるということはなく、はるかに寿命が長いものです。だからこそ、長く着るのにふさわしい上質なものをいつまでも廃れないデザインで。フォーマルスーツほどオーダーで仕立てるのにふさわしいものはない!と言っても過言ではないでしょう。
フォーマルスーツを着用する場では、ビジネスシーン以上にマナーや礼儀が重んじられます。サイズの合ったきちんとしたスタイルで神聖な場に参列するのがビジネスマンのエチケットではないでしょうか。
社会人になったら、フォーマルスーツを一式そろえておくことを強くおすすめします。いざという時に慌てないように、クローゼットにフォーマルスーツをシャツ・ネクタイと一緒に揃えておくと安心です。
お葬式はいつ参列するか分かりません。なければないで喜ばしいことなのですが、いざという時に慌てないようしっかりとマナーを身につけて恥をかかないようにしたいものですね!マナーや服装で悩むことなく、故人とのお別れの時間や在りし日の思い出に心を寄せられるように余裕を持ちたいものです。
スーツカレッジではもちろんブラックスーツからタキシードまで、フォーマルスーツのお仕立ても承っております!一生モノの特別な一着をぜひスーツカレッジでお仕立てください。
フォーマルスーツのマナーや着こなしについてのご質問も、何でもお答えします。ぜひ店舗へ足をお運びください!