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アクセサリ・小物
2023-01-31
ネクタイ
2018-05-31
ビジネスマンのユニフォームである大切な相棒、スーツのメンテナンス。とくにオーダーで仕立てた思い入れのあるスーツを毎日のメンテナンスで、大切に着てくださっていて嬉しい限りです!
ところでネクタイはどうでしょうか。ネクタイもスーツと同じようにしっかりとメンテナンスをすることで長く美しく、より清潔感のある胸元を演出してくれるようになります!
人と対面するとき、目線はネクタイの結び目あたりに…というテクニックをよく耳にしませんか?この言葉のとおり、胸元というのは意外と人の目線が集中する場所なのです。
ビジネスマンの胸元にあるのは…そう、ネクタイですよね!
せっかくスーツスタイルをビシッとカッコよく決めても、胸元のネクタイが汚れていたりヨレヨレになっていては台無し。一流のビジネスマンであり続けるために、ネクタイの美しさにまでしっかりと気を配りましょう!
ネクタイは首元からウエスト部分にまでかかるもの。身体の前面、しかも中央にあるものなので非常に汚れが付きやすいものなのです。食事や飲み物、汗など…食事中汁物がうっかりはねてしまったり、コーヒーを垂らしてしまったり、よくありますよね。
そして毎日締めて使うものなので、結び目の部分が手あかで汚れたり、生地が擦れたり毛羽だったりしやすくなります。
しかし、悲しいことにきちんとネクタイまでケアしているビジネスマンはごくまれなのが現状。こうした汚れやちいさな傷を放置していると、ネクタイはどんどん劣化していってしまいます。
ネクタイは消耗品!と割り切っている方もいらっしゃるようですが、一つのものを大切に使うのって、古臭いかもしれませんがとてもカッコいいと思いませんか?
スーツを大切にするように、スーツのパートナーであるネクタイもメンテナンスを行なって大切に使っていきましょう!
ネクタイは一般的にシルク製のものが多いので、何の知識もなく自宅で洗うのはハイリスクすぎるのでNGです!!手洗いなどで可能であることは確かですが、かなりの技術を要しますのでスーツと同じくクリーニングに出すのが得策でしょう。クリーニングの頻度はスーツと同じく、ワンシーズンごとがベストです!
万が一シミを発見した場合もすみやかにクリーニングへ。シミが付いた直後であれば、乾いた布でごく軽くポンポンと叩いて汚れを吸いとる応急措置をしてから、なるべく早くクリーニングに出しましょう。ゴシゴシ擦るのは生地が傷むので厳禁!!
汚れたままにしておくとシミやカビ・虫食いの原因になってしまいます。汚れがつかないよう、布製品用の撥水スプレーをかけておくのもおすすめです。
ネクタイは首元に着けるものなので、汗が染みこみやすいものです。
帰宅してネクタイを外したら、まずはネクタイハンガーに吊るしましょう。シミや汚れが付いていないかをチェックし、問題なければブラシを上から下に向かってササっと、3回ほどかけてチリやホコリを払います。あまりブラシをかけすぎると痛みや毛羽立ちの原因になるので、軽く2~3回ほどがちょうどいいです。
ブラッシングが終わったら、風通しの良い所で数日陰干ししましょう。保管も掛けたままで構いませんがニットタイの場合は要注意。ニットは吊るしておくとのびてしまうので、陰干しが終わったらクルクルと巻いて収納しておきましょう。普通のネクタイも乾いたら丸めて収納してもOKです!
劣化を防ぐためには、スーツと同様同じものを続けて何日も着用しないこと。最低3本は用意してローテーションで着用するのが長持ちのポイントです!
結び目などにどうしてもシワがよってしまいがちですよね。通常レベルの結びジワであれば、上記のように吊るしておくだけでシワは取れます。
頑固なシワやすぐにシワを取りたい場合は、スーツのメンテナンスの記事でご紹介したように、アイロンのスチームをあててシワを伸ばしましょう。決してアイロンを直接当てないでくださいね!!!
ネクタイにハンカチやタオルなどで当て布をしてから、距離を離してスチームを裏・表両面に当てます。当て終わったらネクタイの表をやさしく指でもむように少しずつ伸ばしていきましょう。スチームを当て終わったら、きちんと乾かしてから着用しましょう!早く乾かしたい場合は、当て布をした上からアイロンの熱を近づけて乾かすと◎。
ネクタイは男性へのプレゼントとして贈る機会の多いものです。家族やパートナーからネクタイをプレゼントされた経験、男性なら一度はおありなのではないでしょうか。
規定の範囲内でスーツのおしゃれを楽しむためにも、ネクタイはとても重要。お気に入りのネクタイを長く大切に使っていくためにも、今回ご紹介したネクタイのメンテナンス方法をぜひ参考にしてくださいね!
胸元までぬかりなく気を使うことで、一段とジェントルマンに近づけますよ!