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アクセサリ・小物
2023-01-31
スーツメンテナンス
2018-01-29
こだわりを詰め込んだ、世界にただ1着の自分だけのスーツ。できる限り長く着続けていきたいですよね。
ビジネスマンなら毎日着るスーツですが、きちんとメンテナンスしていますか?
せっかく仕立てた特別なスーツがクタクタになってしまうのは絶対に避けたいですし、ヨレヨレのスーツを着ているビジネスマンほど、印象の悪いものはありませんよね。
今回は、ほんのひと手間でスーツを長持ちさせる簡単な5つのポイントをご紹介します!
長時間着用することの多いスーツは、1日着ただけでもダメージを受けやすいものです。生地にしみ込んだ汗やついたホコリを放置していると、スーツを早く傷めてしまう原因になってしまいます。
汚れをそのままにして毎日着続けていると雑菌が繁殖し、ニオイの原因になる事も……。
脱いでただハンガーに掛けるだけでなく、毎日ほんのちょっと手入れをするだけでグンと長持ちするようになります。
スーツのメンテナンスにおいて、ブラッシングは最重要ポイントです。スーツ生地の目は細かいものが多いので、1日着用しただけでもかなりの量のホコリやチリが溜まってしまいます。ブラッシングする事でスーツの繊維の流れを整え、ホコリを溜めにくくする効果も望めます。
ブラシはなるべく馬毛や豚毛など天然毛で毛足の長いものがオススメ。まず全体を軽くたたいてホコリを浮かせましょう。上から下にかけていくとホコリが落ちやすくなります。
全体をブラッシングし終わったら襟・ラペルの裏・ポケットの中も忘れずに。パンツは必ずベルトを外してから逆さまに吊るし、裾からウエストに向かってブラッシングしましょう。
針金ハンガーのような薄いハンガーはスーツの重さに耐えられず変形してしまいます。肩部分が潰れてしまったり、シワの原因になってしまうのでハンガー選びはシビアです。
3~5cmほどの厚みのあるもので、肩先にあたる部分が前方へカールしているものを選びましょう。プラスチック製のものでも構いませんが、木製だとなおベストです。
パンツはパンツ用ハンガーに。裾を挟んで逆さに吊るすタイプのものが、重さを利用してシワが伸ばせます。ジャケット・パンツ共にポケットの中身は必ず空にしておきましょう!
ブラッシングが終わったらシワ伸ばしのためにスチームを当てるのが理想的ですが、アイロンのない方や時間のない場合には霧吹きでも代用できます。
スーツが若干湿るくらいに霧吹きをかけ、直射日光の当たらない風通しのよい場所に保管しましょう。たったこれだけですが、シワもニオイもキレイに取れます!
市販の衣料用しわ取りスプレーもおススメです。消臭効果のあるものだと◎。もう少し気を使いたい方はスーツ用のリフレッシャーを使うのも良いですね。
スーツは1日着たら休ませるのが鉄則!1日着ただけでもかなりの汗を吸収していますし、連続で着用しすぎると繊維が潰れて、どんどん折り目がなくなって型崩れしてしまう事も。
風通しの良い場所で休ませる事で生地にしみ込んだ汗などの水分が蒸発し、シワも伸びます。カビや臭いの防止にもなりますし、型崩れや痛みの進行を遅らせる事ができます。
スーツの美しいフォルムを守るためにも、1日着たら最低2日は休ませましょう。
クローゼットで保管する際、隣のスーツとの間隔を適度に空けておくのも重要です。
クリーニングに出すとキレイになりますし形も美しく整えてくれますが、出しすぎは禁物。傷みの進行を早めたり、型崩れの原因になってしまいます。
スーツのクリーニングは1シーズンに1回程度、衣替えの時に出す程度で結構です。そのためにも毎日のメンテナンスは欠かさないようにしておきましょう!
クリーニング店で必ず「汗抜きはどうしますか?」と聞かれることと思いますが、これはお願いする事を強くおススメします。通常のドライクリーニングは皮脂など油性の汚れは落とせますが、汗など水性の汚れは汗抜きでしか落とせないからです。
少々コストはかかりますが年に数回の事ですし、長持ちさせるためにも汗抜きはしておいた方が良いでしょう。
いかがでしたか?どのメンテナンスもそんなに難しいものではありませんよね。帰宅してスーツを脱いだ後、ほんの少し手間を掛けるだけでスーツはグンと長持ちします。これだけのメンテナンスだと、15分もあれば完了するでしょう。
仕立てたオーダースーツを長く愛用するため、いつでもビシッとカッコいいビジネスマンでいるため、今回ご紹介した毎日のメンテナンスのポイントをしっかりと押さえていきましょう!