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スーツ
2022-08-28
スーツをオーダーする際に「ステッチの有無」を聞かれたことがあると思います。
今回はスーツのステッチの役割や種類についてお伝えしていこうと思います。
襟のステッチは生地と芯地を縫い合わせる役割があります。それによって型崩れを防ぎ、襟の形を綺麗に保つ効果があります。
また見た目のアクセントにもなり、高級感を演出してくれます。
・AMFステッチ(ピックステッチ)
手縫い風のステッチのことを言います。ミシンステッチよりも凹凸感が出るので、襟の印象を強くし高級感が出ます。
もともとステッチは手縫いで行われていましたが、手縫いで均一に入れるには熟練の技と時間が必要になります。
そこでアメリカの「American Machine and Foundry社」が手縫い風のステッチが縫えるミシンを開発したことから、略してAMFと言われております。
今ではほとんどのスーツが、AMFステッチはミシンで入れています。
・ミシンステッチ
目の細かいミシンで入れたステッチのことを言います。
襟のコバ(端)に入れると上品に、内側(端から6mmくらい)に入れるとカジュアルな印象になります。
・ダブルステッチ
ステッチは1本線がほとんどですが、2本線で入れるダブルステッチもございます。
イタリアのナポリで多く見られるディティールで、遊び心のある仕様になります。
普段あまり気にしないところですが、奥が深いステッチです。
ステッチを入れることで、オシャレさとスーツ全体のグレードをアップさせてくれる仕様になりますので、是非オーダーする際の参考にしてみてください。