ギフトチケットはじめました!
アクセサリ・小物
2023-01-31
スーツ
2022-08-24
スーツの袖釦の仕立てには「開き見せ(あきみせ)」と「本切羽(ほんせっぱ)」の2種類があります。
一般的に開き見せは既製服に多く用いられる仕立てで、対して本切羽はオーダースーツならではの仕立てです。
開き見せは、袖に閉じた釦ホールがある仕立てのことを言います。ボタンホールがない飾り穴の仕立てなので開かない仕様です。
本切羽はボタンホールに穴が開いていて、ボタンをはずすことで袖を開いたり閉じたりできる仕様です。
なぜ開くのかと言いますと、本切羽は別名「ドクターカフ」とも呼ばれ、お医者さんがスーツを着ているときに腕まくりをして診療ができるようにしたのが由来と言われております。
ただ実際にスーツを腕まくりをして仕事をすることはありませんので、実用性というよりも、あくまでディティールのこだわりの仕立てとして人気のオプションです。
・キッシング
一般的な仕立てできれいにボタンが並んでいる形です。フォーマルスーツなどはキッシングを採用することが多いと言われております。
・重ね釦
立体感があり見た目は少しカジュアルな印象で、イタリアスーツの雰囲気があります。
一説ではイタリアの職人がイギリスの職人に対抗して手間を掛け、スキルを見せつけるために始めたという話もあります。
本切羽のオプションは人気があり、取り入れることで高級感やお洒落な印象になります。
細かな部分ですが、こうした細部にも遊びを入れながらお洒落を楽しんでみてください。