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アクセサリ・小物
2023-01-31
スーツ豆知識
2022-08-14
ジャケットの襟にはさまざまな種類があります。襟の違いによってスーツ全体の印象が変わるほど、その存在は重要です。
それぞれの襟の違いや特徴、着こなしのポイントについて理解しておくことで、スーツの着こなしの幅を広げられるでしょう。
・ノッチドラペル
「ノッチ」とは英語で『V字型の切り込み』を意味します。
上襟と下襟の縫い合わせ部分が直線で、下襟がひし形の形状になっているのが「ノッチドラペル」の大きな特徴です。
最も一般的で、シングルのジャケットの多くに採用されているのがこの襟です。
ビジネスシーンにもカジュアルシーンにも対応可能で、オーソドックスな印象を持たれる襟型です。
・ピークドラペル
「ピーク」は『尖った部分』という意味を持ちます。
下襟の先端が斜め上向きに尖った形状である点が最大の特徴で、「ピークドラペル」はダブルスーツの襟としてよく採用されています。
優雅でドレッシーな雰囲気を醸し出すことが特徴で、フォーマルな場と相性が良いです。
・セミピークドラペル
カラーとラペルの間隔が、ノッチドとピークの中間といった開き方になります。
ピークドラペルに比べて柔らかい印象を帯び、フォーマルな雰囲気とスタイリッシュな雰囲気を兼ね備えています。
ビジネスでもフォーマルでもシーン問わず着用しやすい、万能タイプの襟型です。
・セミノッチドラペル
ノッチドラペルの変化版で、ノッチ部分が少し上がるのが特徴です。
ノッチドラペルと同様、落ち着いた印象ですので、ビジネスシーンで活躍する襟型です。
襟の幅に合わせたネクタイを選ぶのは、コーディネートを考える際の大切なポイントです。
・ワイドラペル
「ワイドラペル」とは、9.0~10.0cm程度の幅が広いラペルのことを言います。
安定感や信頼感といったイメージを漂わせ、クラシックな印象を与えます。
太いネクタイと合わせることで重厚感が演出でき、特に大柄な男性に似合いやすいデザインです。
なお、現在の主流となっているネクタイの幅は8~8.5cmほどです。
・ナローラペル
「ナローラペル」は細身のスーツによく見られる形状で、幅が8cm未満の幅が狭いラペルです。
ワイドラペルがクラシックな雰囲気に対して、ナローラペルは現代的な雰囲気を醸し出します。
襟は、ジャケットの印象を大きく変える重要な部位です。
ご自身の体型やスーツのシルエットに相性の良い襟型をご提案させていただきます。