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アクセサリ・小物
2023-01-31
ネクタイ
2018-08-30
ネクタイがぶら下がらないようワイシャツに留めておくアイテム、ご存知「ネクタイピン(タイピン)」。
スーツスタイルのアクセサリとして愛用している方が多い一方、普段からネクタイピンを使わないという方もいらっしゃいます。一部のビジネスマナーのノウハウ本などでは「ジャケットを着用しない場合はネクタイピンを付けるのがマナー」としているケースもあるようなのですが、果たして本当なのでしょうか?
今回はネクタイピンの在り方について考えてみたいと思います。
ビジネスシーンで、ジャケットを着ていないときネクタイがだらしなく垂れ下がるのは見苦しい!ネクタイピンできちんと留めておくのが正しいマナーだ!というのも説得力があります。ジャケットを着てボタンを閉めていれば、ネクタイが垂れ下がることはありませんからね。
しかし一方で、ビジネスの場にネクタイピンを着けておしゃれしてくるとは何事!遊びじゃないんだから!という声も上がっていることをご存知でしょうか。もうどうしたらいいのか分からなくなってしまいます・・・
後者の説は、最近のネクタイピンの「おしゃれアイテム化」が原因ではないかと考えられています。アクセサリとしてのネクタイピンを楽しむ人が増え、ユニークなものやポップな遊び心たっぷりのネクタイピンでスーツのおしゃれを楽しむことが徐々に一般化しつつあります。おしゃれアイテムとしてのネクタイピンの中には正直、ビジネスシーンにふさわしいとは言えないものがあるのも事実ですよね。
カジュアルすぎるネクタイピンを着けてビジネスに臨む若手社員を見た先輩社員が、けしからん!という気持ちになるのもうなずけます。こうしたことからネクタイピンのビジネスマナー論争が勃発したのではないでしょうか。
出展:https://www.pinterest.jp
結論から申し上げると、ノージャケットでもビジネスシーンにネクタイピンを着けていないからといってマナー違反にはあたりません。
これはビジネスシーンだけではありません。一部では結婚式などフォーマルな場にはネクタイピン着用が必須マナーだと考えられているようですが、フォーマルシーンにネクタイピンを着けていなくとも、マナー違反にはなりませんのでご安心を。
要はTPOをわきまえるということが重要なんですね。
結婚式や大切な取引先との席にTシャツとジーンズで臨むのはNGだと誰もがお分かりですよね。ビジネスにも冠婚葬祭にもそれぞれファッションのTPOがありマナーがあります。それと同じように「ビジネスにはカジュアルなデザインのネクタイピンは控える」「お別れの席に派手なネクタイピンは避ける」など、ごくごく当たり前のことを守っていれば、ネクタイピンがマナー論争の対象になることはないはずです。
ただビジネスシーンでは、50代以上の方は「ネクタイピンを着けているのが正しいマナー」だと考えている方が多いようです。これをふまえると、ビジネスにはごくシンプルなデザインのネクタイピンを着用していくことが「無難」と言えるかもしれません。これから就職活動に臨む学生のみなさんも、スーツと一緒にシンプルなネクタイピンを準備しておくことをおすすめします!
特に付けなくとも問題はないネクタイピンですが、着けているとネクタイの汚れをふせいでくれるという大きなメリットもあります。
食事の時に飲み物やスープ・ソースにネクタイがダイブしてしまった。洗面所で手を洗う時に水に濡れてしまった。一度は経験ありませんか?ネクタイのぶら下がりを防止してくれるネクタイピンをつけていれば、こういったうっかりアクシデントをなくすことができます。ネクタイがブラブラと揺れてワイシャツと摩擦が起き、ネクタイの傷みが進行してしまうのを防いでくれるというメリットも。
それに、ネクタイはダラリと垂れ下がっていない方が見栄えが良いのも確かです。ワイシャツのボタンの間に挟んでいる方もたまに見かけますが、マナー違反には問われなくともネクタイピンを着けている方がスマートなビジネスマンと言えそうですね。
出展:https://www.pinterest.jp
これだけマナーがあやふやな状態になっているということは、これまでネクタイピンがスーツスタイルの中で重要視されていなかったということなのかもしれません。
ネクタイピンはカフスと同じく、男性だけの特別なアクセサリ。せっかくなら楽しみたいですよね!カジュアルで遊び心いっぱいの楽しいデザイン・フォーマルシーンを彩る華やかなデザイン・ビジネススーツを引き締めるシックでシンプルなデザインなど種類も豊富。
それぞれのシーンに合ったネクタイピンをチョイスすれば、いつものスーツスタイルのアクセントになってくれること間違いありません!