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2023-01-31
スーツメンテナンス
2018-08-27
灼熱の平成最後の夏も終わり。そろそろクールビズも終わりに近づき、秋冬スーツの出番がやってきました。
春夏用のスーツをクローゼットにしまい込む前にはクリーニングに出していることと思います。せっかくクリーニングに出すならより快適に、コスパ良くクリーニングを利用したいですよね。
今回はクリーニングをもっとかしこく利用するためのポイントをご紹介したいと思います。これからスーツをクリーニングに持っていこうとしているみなさんは必見ですよ!
出展:https://www.pinterest.jp
みなさんは、スーツをどのくらいの頻度でクリーニングに出しているでしょうか。スーツをクリーニングする頻度は1シーズンに1回程度・衣替えの時に出すのがもっとも最適だと言われています。
キレイになるし、形も整えてくれるので何度も出したくなる気持ちはよ~く分かりますが、スーツは意外とデリケート。クリーニングに頻繁に出すのは傷みの進行を早めてしまい、型崩れの原因にもなります。洗いすぎは禁物というワケです。そのためにも、普段のメンテナンスはとても大切ですね!
クリーニングに出すとき「汗取り(汗抜き)はどうしますか?」と必ずと言っていいほど聞かれますよね。汗取りとはその名の通り、汗に代表される水性の汚れを落とすためのもの。通常のドライクリーニングでは皮脂など油性の汚れは落ちますが、水性の汚れは落ちません。汗取りには一着あたり数百円かかり、一度にワンシーズンのスーツをすべて出してしまうような方にとっては少々痛手ですが、年にたった数回のこと。大切なスーツをより長持ちさせるためにも汗取りをお願いすることを強くおすすめします!
スーツにはたくさんのポケットがありますよね。全てのポケットをくまなくチェックし、何も入っていないことを確実にたしかめましょう!出し忘れで多いのが小銭・レシート・メモ・ペン・ハンカチなど・・・
そもそもスーツのポケットはモノを入れるためにあるわけではないので何も入れない!という方でも、ポケットチーフを胸ポケットから出し忘れているというケースがよくあります!普段使わないと、入れたことを忘れてしまいがちなのかもしれません。
万が一ポケットにモノが入ったままクリーニングに出して気づかれずそのまま洗うと、キズや破れの原因になることも。超単純で初歩的ですが、しっかりとチェックしておきましょう。
ポケット同様、あらゆるところにボタンがありますよね。ジャケットやパンツの前はもちろん、袖口やヒップポケットなどもくまなくチェックし、ボタンのゆるみや割れなどの異常がないかをチェックしましょう。
クリーニング前にボタンのトラブルを発見した場合は自分できちんと直してから出すか、スーツのお直し屋さんへお願いしてから出すのが正解。クリーニング店によってはお直しをしてくれるところもあるので、お願いしようと思っているクリーニング店にお直しOKかどうか確認しておくのもいいでしょう。別料金にはなりますが、クリーニングと一緒に直してくれるお店もあります。
ほつれややぶれがないかを一緒にチェックしておくとなおベター。これもお直しをしてくれるお店であれば一緒にやってくれます。
スーツのジャケット・パンツ・ベストの全体をよ~~く見て、シミがないかどうかを確認しましょう。万が一シミがあった場合はシミ抜きをお願いする必要があるからです。
通常のクリーニングでは、しみはまず落ちないと思っていいでしょう。別料金で特別にシミ抜きをお願いしなければいけません。シミの種類によって洗浄方法・対処法が異なるため、それが何のシミであるかをお店の人に伝えることも大切です。いつの間にかついていて何のシミか分からない!という時はプロであるお店の方に相談するとどんな種類のシミか分かり、対処法(どのシミ抜きコースか)を教えてくれることもあります。
大切なのはシミを見つけて「シミ抜きをお願いする」ということです!気づかずそのままにしておくと手遅れになるかもしれません・・・
クリーニングに出した後必ずやるべきことはふたつ!「クリーニングのビニールから出す」「スーツ用ハンガーにかけ替える」です!
ビニールは家に持ち帰るまでに汚れないようにするためのものでしかなく、長期保管用ではありません!そのままにしておくと湿気がこもり、最悪大切なスーツがカビてしまいます!ホームセンターなどで販売している専用のカバーを使いましょう。
そしてコチラのマガジンでもご紹介した通り、ハンガーはスーツの命!クリーニング店のハンガーは薄いですし簡易的なものなのでこれも長期保管には不向き。型崩れの原因となりますので、持ち帰ったらすぐにスーツ用ハンガーへかけ替えてから保管しましょう。
クリーニングへ出す前・出した後のポイントを抑えることで、クリーニングの効果をより多く得ることができます!着た回数が少ないから汚れていないだろう・・・なんて思わずに、スーツはワンシーズンに1回、必ずクリーニングに出すことが長持ちの秘訣です。
大切なスーツとこれからも長く付き合っていくために、上手にクリーニングを利用していきましょう。