ギフトチケットはじめました!
アクセサリ・小物
2023-01-31
スーツ
2018-08-15
暑い夏を乗り切るためのクールビズの季節が終われば、次は秋冬スーツの出番です。
秋は気候も良く、ファッションを一番楽しめる季節であると言われています。それはスーツも同じ。秋冬用のスーツには夏用とはどんな点が異なっていて、どういった特徴があるのかをおさらいしていきましょう!
春夏用と秋冬用のもっとも大きな違いは、裏地。
春夏用のスーツは「背抜き」と呼ばれる仕様で、背中部分の裏地がありません。薄くて通気性が良く、夏の暑い時期でも可能な限り涼しく着用できるような工夫が施されています。
一方秋冬用のスーツは裏地がすべての部分についている「総裏」使用。保温性が高まりあたたかく、ニットなどを合わせてジャケットを着用するときもするりとすべりが良く、重ね着をしても着心地をそこなわないようになっています。
それぞれの季節に合わせて快適にすごせるよう、工夫がされています。季節の移り変わりとともにきちんと衣替えをしてシーズンごとにスーツを着替えるのが快適に毎日をおくる第一歩ですね!
出展:https://www.pinterest.jp
春夏用スーツの生地は薄くて軽く、粗い織り方で通気性を良くし、涼しく着られるようなもの。サマーウールやコットン・リネン・モヘアなどが主流です。秋冬用スーツで使われる生地は主にウール。ウールの種類や織り方が多様にあり、機能性や防寒性・雰囲気などがそれぞれ。
秋冬用のスーツに使用される代表的な生地とその性質をご紹介していきます。
出展:https://www.pinterest.jp
太めの糸を粗く織り上げ、保温性にすぐれた生地。あたたかくてやわらかい肌触りが特徴です。毛羽立ちのある紡毛糸を織って作られたもので、独特の素材感が人気。秋冬素材の代表格のひとつです。
秋冬の定番であるフランネルは「フラノ生地」などとも呼ばれていて、スーツだけでなくジャケットやパンツにも使われています。あたたかくても着心地は比較的軽く、おしゃれの幅が広がるところが魅力です。
出展:https://www.pinterest.jp
秋冬物といえばツイードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。スコットランド発祥の伝統的な生地で、ざらざらとした手触りで堅めの肌触りが特徴的。しっかりとした素材感で非常にあたたかい生地です。
秋冬素材らしく重めで堅く高級感があり、カジュアルスーツのジャケットなどによく使われます。防寒性に優れているので、真冬の寒いときにも安心。着ているうちにだんだんとなじみ、自然な質感になっていくのを楽しめる一着になってくれます。
出展:https://www.pinterest.jp
メリノウールを使って薄手に織り上げたツイード調の生地。ツイードはざらざらとした肌触りが特徴ですが、サキソニーは梳毛糸というつるつるとした糸を使って織り、織りあがったときに毛羽だたせる加工をしているのが特徴。
薄手でも暖かく着られますし、光沢がありやわらかくしなやかな肌触り。その高級感はフォーマルスーツの生地として多く使われています。
出展:https://www.pinterest.jp
「家庭で紡がれる」という意味を持つホームスパン。家でお母さんが紡いだように太さがバラバラの太めの糸で織り、ざっくりとした生地感が温かみのある風合い。ホームメイド感をとても大切にしていて、ブランドの「ハリスツイード」などが広く知られていますね。
手作り感あふれた素材ですが、弾力のある手触りとしっかりとした生地感で作られるスリーピーススーツはクラシカルで上品、ワンランク上の秋冬のスーツの装いを楽しませてくれます。
秋冬の着こなしの楽しみは、定番のスリーピーススーツもいいですが、秋冬ならではのニットを合わせた着こなし。
セーター・カーディガン・ニットベスト・ハイゲージニット・タートルネックなど・・・防寒もばっちりですし、ジャケットを脱いだ時にも季節を感じられるあたたかな着こなしです。ビジネスシーン・カジュアルシーン時とTPOに合わせたスタイリングを楽しめるのも魅力的ですね!
ニットタイやウールタイを合わせると、さらに季節感UP!秋冬のスーツスタイルをとことん楽しみたいときにおすすめです。
出展:https://www.pinterest.jp
春のフレッシュなスーツスタイル・夏のクールビズ・秋冬ならではのあたたかな着こなしと季節ごとにスーツのスタイリングを楽しめるのは、日本に住んでいる私たちならではの特権ですね!
とくに秋冬は素材・柄ともに特徴的なものが多く、個性的なおしゃれを楽しめるという魅力があります。季節ごとのスーツの特徴をしっかりとマスターして自分らしい季節のスタイリングをもっともっと楽しみましょう!