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2018-08-07
頭の先からつま先までが、コーディネートでありおしゃれ。
以前は靴下の選び方をご紹介しましたが、スーツに合わせる革靴選びもとても重要。靴次第ではせっかくのコーディネートが台無しになりかねません。
スーツ用の革靴はデザインや種類も豊富で、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。今回のマガジンではスーツと合せる革靴についての基本的な知識を身に着けていきましょう!
革靴のひもを通す穴のことを「羽根」と呼びます。この羽根が甲の部分よりも前にもぐりこんでいるように一体となったつくりの靴のこと。
羽の部分が開かずクラシックで上品な印象なので、フォーマルシーンで合わせることの多いタイプです。
ちなみに「バルモラル」というネーミングは、19世紀のイギリス・ビクトリア女王の夫アルバートがスコットランドのバルモラル城でデザインしたことが由来になっているそう。
出展:https://www.pinterest.jp
羽根の部分が甲と別れて独立し、外側にあるつくりの靴のこと。内羽根のものに比べ着脱やひもの調節がかんたんで、フィット感の調整を行いやすいのが特徴です。
若干カジュアルな印象のためフォーマルには不向きですが、もともとは軍用として考えられたデザインなだけあって機動性はバツグン!毎日の通勤用や営業で歩き回る事の多いビジネスマンにはこの外羽根式が好まれています。
モンク=修道士。その名の通りかつて修道士が履いていた靴をモチーフに作られたもので、ひものないタイプ。バックル式のストラップで甲を締めて履きます。ひもなしのデザインの中では唯一、スーツと合せてビジネスシーンでの着用が認められているものです。
モンクストラップにはストラップの本数が1本のものと2本のものがあり、それぞれシングル・ダブルと呼ばれています。ひもがない分着脱が非常にラクなのですが、やはりその分カジュアル度が高め。
フォーマルなシーンを除いた、スーツのドレスアップを楽しみたいときなどにオススメです。
つま先の部分に切り替えが横一文字に入っているデザイン。ブリティッシュスタイルの王道のクラシックで品のあるデザイン。
もっともフォーマルな落ち着いた雰囲気でビジネスだけでなくどんなシーンにも使える万能選手。一足は持っておくことをおススメします!迷ったらストレートチップを選んでおけば間違いありません!
切り替えの部分にパンチの飾りのついた「メダリオンデザイン」などもあります。
つま先の部分に切り替えや装飾が一切ない、非常にシンプルなデザイン。革靴の基本形ともいわれているデザインで、靴のフォルムやシルエット・細部のデティールや使用されている革の質の良し悪しなどが一目でわかるので、かなりシビアともいえます。
ストレートチップほどのフォーマルさはありませんが、ビジネスシーンでは十分通用するもっともスタンダードな革靴のひとつ。
余分な装飾がない分足元をすっきりとシャープに見せてくれ、着ているスーツの個性を引き立たせてくれますよ。
つま先の切り替え部分のがW字型で、まるで翼のように見えることから「ウイングチップ」と呼ばれるようになりました。歴史が深く、古くから愛され続けているデザインで、洗練されたクラシックな雰囲気を演出してくれます。
日本語で「おかめ飾り」とも呼ばれるメダリオンを多くあしらったデザインがもっとも特徴的で、カジュアルな印象が強いため残念ながらビジネスシーンやフォーマルシーンなど正式な場には不向きですが、冠婚葬祭以外のパーティーや華やかなおしゃれを楽しみたいときに活躍してくれる一足。スーツのおしゃれ用として一足持っていると、決まりますよ!
出展:https://www.pinterest.jp
甲部分の切り替えがU字・V字になっているもの。フォーマルシーンにはあまり向いてはいませんが、ビジネスシーンには◎。ビジネスの範囲でスタイリッシュに決めたい、こなれ感をプラスしたいときにオススメです。
シンプルながらもクラシックでカジュアルすぎない、ドレッシーな印象なので、ビジネススーツのおしゃれがワンランクアップ!
出展:https://www.pinterest.jp
もともとはアメリカンカジュアルの代表だったローファーも、現代ではドレッシーなデザインも多くスーツと合せて楽しめるようになってきました。
ビジネスシーンよりもカジュアルなシーンで好まれることが多いローファーは、汎用性も高く人気のデザイン。ジャケパンスタイルや休日のドレスアップなどに重宝します。スッとスリッポンのように履きやすいですし、夏の暑いときにちょっとドレスアップして出かけたいときなどに非常にオススメの一足です。
スーツに合わせる革靴の基本を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?デザインが数えきれないほどある革靴。これで売り場に行っても頭が???だらけになることはありませんね!
次回は、スーツ×革靴の合わせ方や選び方についてをご紹介していきますので、お楽しみに!