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2023-01-31
スーツメンテナンス
2018-08-05
一日中仕事を共にした相棒のスーツを休ませるためのハンガー。これも毎日使うものですよね。
スーツのために、ハンガーをきちんと正しく選んでいますか?ハンガーはスーツの状態を大きく左右するとても重要なものです。
毎日のメンテナンスをきちんとしていても、ハンガーのせいでせっかくのスーツが型崩れしてしまった・・・なんてことにならないよう、正しいハンガー選びをマスターしておきましょう。
何気なく適当に選んだハンガーやクリーニング店の針金・プラスチック製のハンガーなどを使っていませんか?スーツにしっかりサイズの合ったハンガーを使用しないと、スーツの型崩れの大きな原因となります。
スーツの肩幅を超えてしまうような大きすぎるハンガーは、ジャケットの前面の打ち合わせ部分が斜めになってしまい、袖の部分がハンガーの形に出っ張ってしまいます。
肩のすぐ下の袖におかしなふくらみができてしまい、かなり目立って不自然な状態に。
ジャケットの肩幅よりも小さいハンガーは、肩の真ん中ほどまでしかジャケットを支えることができず、ハンガーの両端が引っ掛かり肩の部分が出っ張ってしまいます。
肩の部分に不自然な「ハンガー跡」がついてしまいボコッと盛り上がったようになり、シルエットが崩れてしまいます。
着物や浴衣をかけておく「和装ハンガー」のような平らなハンガーは、肩のちょうど後ろあたりが出っ張ってしまいます。
針金ハンガーのような薄すぎるハンガーはスーツやジャケットの重さに耐えられず、ハンガー自体がゆがんでしまいます。変形したハンガーに掛け続けることでシワができやすくなり、襟元から形が崩れていってしまう可能性が大。
ハンガー選びはサイズ選び。サイズこそが命だと言えます!自分のジャケットのサイズをきちんと測ってハンガーを選びましょう。ハンガーにもちゃんとサイズがあるって知っていましたか?
まず、ジャケットの肩幅のサイズを測ります。両肩の肩先までの直線距離-約2cmが、ベストなハンガーのサイズです。ハンガーのサイズは2~3cm刻みで販売しているので、正しく測って適したサイズのものを選びましょう!
もしちょうどいい長さのハンガーがない!というときは少し小さめのものを選ぶと◎。
薄いハンガーはスーツの大敵!用途によって肩先の部分に適度に厚みのある、しっかりとしたハンガーを選びましょう!
スーツのジャケットをかけるのであれば約4cm・ワイシャツであれば約2cmほど。コートのようにボリュームのあるものは5cm以上の厚みのあるハンガーがベスト。
ちなみにジャケットやコート用のハンガーは木製がおすすめ。重さのあるものでもしっかりと支えてくれ、防湿効果や耐久性もあるので長く使えますよ!
肩のカーブ・前面のカーブ。ハンガーのカーブが適していないとかけた洋服がつっぱってしまったり逆に斜めになりすぎてしまったりと、型崩れだけでなくシワの原因にもなります。
スーツのハンガーはシルエットを美しく保つため、特にこのカーブが重要だと言われています。スーツ専用のハンガーは「人間の肩」を意識したカーブで作られているので、いつまでもきれいなシルエットを保つことができるでしょう。
スラックスも、専用のハンガーに掛けるのがベストです。スラックスは一年を通して着用することが多いので、シワや型崩れにはシビアに取り組んでいただきたいと思います!
スラックスをかける部分がやわらかいベルベットになっているものや、悩ましいスラックスのシワが取れやすいように挟んで吊るすタイプのものなどがあります。
スラックスをハンガーにかけるときって、なかなかかからずイライラしてしまうことってありませんか?スラックス用ハンガーならこのストレスともオサラバできますよ!
いかがでしたか?いままでスーツのハンガーを適当に選んでしまっていた・・・という方は今すぐ猛省を!!!ハンガー選びはスーツを長持ちさせるためにとても重要なポイントです!
スーツ用のハンガーはスーツショップやホームセンターで手に入りますので、自分が持っているスーツの数だけスーツ用ハンガーをそろえるのが理想です!ほかにもネクタイ専用のハンガーなどもありますので、ぜひそちらも使っていただきたいと思います。
スーツ、特にジャケットは肩が命。大切なスーツをいつまでも美しく着るために、しっかりと「スーツを美しく守ってくれる」ハンガー選びを心がけましょう!